爪が縦に割れる原因3つと対処法4選
爪が縦に割れると、癖になって新しく生えてきた爪も同じところから割れたり、髪の毛や肌に引っかかったりしてイライラすることがありますよね。
そこで今回は、爪が縦に割れる原因3つと対処法4選についてご説明していきます。
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目次
爪が縦に割れる原因
乾燥
爪は水分量が少なくなると乾燥して、すぐに割れやすくなるという性質があります。
そのため、水仕事が多い主婦や、エタノールや有機溶剤などの特殊な洗剤や溶剤を使う職人などは、爪が縦に割れてしまいやすいのです。
またマニキュアの除光液も、爪を割れやすくする原因となります。
マニキュアの除光液に含まれているアセトンという成分が、爪の油分や水分まで溶かしてしまい、爪をもろくするため爪が縦に割れやすくなるのです。
栄養不足・血行不良
爪も髪や肌と同じように、たんぱく質や亜鉛やコラーゲンなどの栄養素が必要なのですが、不足していると爪がもろくなり、縦に割れやすくなります。
また血行不良であると、爪に必要な栄養素や酸素が十分に運ばれないため、爪がもろくなります。
血行不良に陥る原因は様々言われていますが、運動不足による筋肉量の低下、冷え性、過度なダイエットなどです。
これらの要因があると結果的に爪が弱くなり、縦に割れやすくなるでしょう。
病気
爪は髪や肌と同じく、加齢に伴いある程度は弱くなってしまい、割れやすくなってくるのは仕方ありません。
しかし、急に爪が縦に割れるようになったり、改善しない場合、病気が潜んでいる可能性があります。
爪が縦に割れるという症状が出る病気は、
- 甲状腺疾患
- 低体温症
- 貧血
- 卵巣機能疾患
などです。
代謝の異常が爪に表れると考えられており、身体の調子や病気のバロメーターとして、爪の状態を診断材料にすることもあります。
爪が縦に割れる場合の対処法4選
ハンドクリームや爪専用クリームを塗る
爪は乾燥すると割れやすくなる性質があるため、爪の水分量を維持し、爪の表面を保護する必要があります。
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なので洗い物や洗濯などの水仕事の後には、ハンドクリームなどを爪の根元にも塗り込むようにしましょう。
爪が割れやすい人の場合には、爪専用の保湿・栄養成分が入っているクリームを塗るのも効果的です。
爪は皮膚表面の角質が硬く変化したもので、肌と同様の性質を持っています。
ですので、肌と同じようなお手入れが必要なのです。
人工爪やネイルグルーをつける
割れてしまった爪はそのままにしておくと、服や髪の毛などに引っかかり、さらに割れてしまうこともありますよね。
そのような時は、ネイルチップなどの人工爪をつけて保護すると良いです。
その場合は、爪表面に保護液やネイルオイルを塗ってつけるようにしてくださいね。
また、男性や仕事柄ネイルオイルをできない人は、「ネイルグルー」という付け爪専用の接着剤を割れている部分に塗っておくと、爪を保護して裂け目が広がるのを防げます。
やすりで削る
爪が縦に割れてしまう場合、爪を切る際に爪切りでパチンと切ってしまうと、さらに割れてしまいます。
また、前回割れてしまった部分が弱くなっていて、爪を切る衝撃でまた同じように割れてしまうこともあります。
このような場合、爪のお手入れはやすりで削るようにするのが良いです。
爪が縦に割れた部分も丁寧にやすりで削ることで、その部分が滑らかになるため服や髪の毛などへの引っかかりも防ぐことができます。
たんぱく質を摂る
爪は主にたんぱく質で出来ており、中でも爪の主成分のケラチンと爪を強くするゼラチンが重要です。
たんぱく質の中でも必須アミノ酸が含まれている
- 鶏肉
- 豚肉
- アジ
- 大豆
などがケラチン合成に効果的ですよ。
また、亜鉛、鉄分、ビタミンB6が含まれている、
- レバー
- 牡蠣
- ほうれん草
- バナナ
などを一緒に摂ると吸収が良くなり更に効果的です。
ゼラチンはコラーゲンが主成分で、
- 鶏肉
- 豚肉
- ウナギ
- ゼリー
などに含まれています。
まとめ
以上、爪が縦に割れる原因3つと対処法4選をご紹介しました。
爪が縦に割れる原因は、乾燥などの外的要因と、栄養不足や疾患による内的要因に分けられます。
対処法としては、爪を外側から保湿したり保護したりすると同時に、身体の内側からも栄養素を送りこむために食事に気をつけて、爪そのものを強くすることが大切です。
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