爪が剥がれる原因と対処法4選
爪が剥がれてしまうと、見栄えもよくないですし、爪が薄くなって痛いこともありますよね。
そこで今回は少しでも改善できるよう、爪が剥がれる原因と対処法4選をご紹介していきます。
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目次
爪の仕組みと剥がれやすくなる原因
まず、分かりやすいように爪の仕組みを説明していきます。
爪は背爪、中爪、腹爪の3層からできており、背爪と腹爪は、元々剥がれやすくなっています。
そして、爪が剥がれやすくなってしまう原因がありますので、1つずつご紹介していきますね。
爪の乾燥
「爪は硬くて丈夫だ」と、誰もが思いがちですが、実はそうではありません。
柔らかい肌と同じように、爪も皮膚の一種なので、乾燥には非常に弱いのです。
健康な爪は15%前後が水分でできていると言われています。
そのため、乾燥するともろくなり、剥がれやすくなってしまいます。
洗い物や洗濯など、水に触れる機会の多い人は爪も乾燥しやすいですし、ネイルを常にしている人も、除光液などで爪は乾燥しやすい状態です。
また乾燥は、爪が割れやすい原因にもなります。
対処法
爪の乾燥防止の方法としては、ハンドクリームを塗るのもよいですが、爪専用の美容液なども出ていますので、そちらを使用するのもよいでしょう。
また、紫外線を浴びることで爪の乾燥が進んでしまうことも多いので、外出時は手袋などをすることも効果的です。
また日焼け止めは、爪の先まで塗るよう心がけましょうね。
栄養不足
栄養不足により、爪が剥がれやすくなることも多くあります。
爪の主成分はケラチンというたんぱく質です。
剥がれにくい健康な爪を作るには、たんぱく質が必要不可欠です。
逆にたんぱく質が不足すると、剥がれやすく割れやすい、弱い爪になってしまいます。
また、たんぱく質が不足すると、爪にでこぼこができたり、色が悪くなることも多いです。
対処法
爪の主成分はたんぱく質なので、日頃からたんぱく質を積極的に摂取することが大切です。
たんぱく質の多い食品として、
- しらす
- いわし
- いくら
- 牛肉
- たらこ
- あじ
- はまぐり
などが挙げられます。
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たんぱく質は、主に魚や肉類に多く含まれていますが、爪のことばかり考えて、肉や魚だけ食べていたのでは意味がありません。
普段の食事をバランスよくしっかりと摂ることが大切ですよ。
爪切りの方法が悪い
あなたの爪切りの方法、もしかすると間違えているかもしれません。
- 昼間など、爪が乾いている時に切っている
- 爪切りだけ使っている
- 爪の角を切っている
- 爪の白い部分を全部を切っている
など、1つでも当てはまっている人は、爪の切り方を間違えています。
爪切りの方法が悪いと、剥がれやすい爪を作る原因になってしまいますので、正しい爪の切り方をご紹介しますね。
爪が乾燥した状態では切らない
まず爪切りの時間帯ですが、お風呂上がりなど、爪が少しふやけて柔らかい状態の時に行った方がよいです。
お風呂上がりが無理な場合、あらかじめハンドクリームなどを塗って、保湿してから切りましょう。
白い部分は少し残す
爪切りと言うと、爪の白い部分までしっかり切り落とし、深爪になるほど切る人もいますが、それは弱い爪のもとになりますのでやめましょう。
1ミリほど、爪の白い部分を残して切ることが理想的です。
ヤスリを使う
爪が剥がれるのを防止するために1番よい方法は、ヤスリを使うことです。
爪切りを使うと、切った断面がどうしても剥がれやすい状態のまま残りますので、少しの刺激でも2枚爪などになりやすくなってしまいます。
爪切りで切った後は、ヤスリで同じ方向に爪の先を削ることで、先端が滑らかになり、剥がれにくい爪になりますよ。
血行不良
爪の先の血行不良も、爪が剥がれやすくなる原因となります。
女性は特に冷え性の人が多いですが、手や足の指先が冷えて、夜なかなか眠れないという人もいます。
指先が血行不良になると、爪が作られる爪母という部分に十分な栄養が行き渡らず、弱い爪が作られてしまいまので、剥がれやすい爪ができてしまうのです。
対処法
血行不良の改善のには、指先のマッサージが効果的です。
指先をつまんで刺激をしたり、手をグーパーする動きを繰り返すと、血行が促進し、手先が温かくなります。
1日に何度か指先のマッサージをするだけで、血行がよくなり、爪にも栄養が行きやすくなりますよ。
まとめ
爪が剥がれる原因と対処法をご紹介しましたが、心当たりはありましたか?
爪の剥がれがあまりにもひどい場合や、対処法を試しても変わらない場合などは、病気などの原因も考えられますので、皮膚科の受診をおすすめします。
また、その他「爪」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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