爪の黒い線の原因5つと対処法
爪の表面に黒い線ができているのを、見たことがありませんか?
見ると健康状態がよく分かると言われている爪ですが、黒い線が表れた場合、健康状態はどうなのでしょう?
そこで今回は、爪の黒い線の原因5つと対処法についてご説明しています。
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目次
爪の黒い線の原因
まず、爪に黒い線が表れる原因には、どんなものがあるのかご説明していきます。
私自身、黒い線が爪にできた経験はありませんが、母親の爪によく黒い線が出ていたので、目にしたことはあります。
黒い線の原因って一体何なのでしょうか?
老化によるしわ
皮膚と同じように、爪も老化していきます。
老化と聞くとつい悲しくなってしまいますが、人間誰でも歳を取るにつれ、皮膚や爪の老化も進んでいます。
子供の爪って、なめらかで綺麗ですよね?
老化が原因の場合、黒い線だけでなく、白い線や縦のでこぼこの線も出ることが多いです。
爪の老化による黒い線は、40代頃からよく表れます。
また爪の老化により、爪が割れやすくなったり、白い点ができたりすることもあります。
対処法
老化による爪の黒い線の対処法としては、老化を防ぐということ以外にありません。
皮膚と同じで、爪も老化することを頭に入れて、食生活や睡眠などの基本的な生活習慣に気をつけるようにしましょう。
そして、老化すると爪も乾燥しやすくなりますので、ハンドクリームをこまめに爪まで届くように塗ることも効果的です。
乾燥は肌と爪の老化を進める原因になりますので、肌と一緒に保湿を心がけましょう。
紫外線の浴びすぎにも注意が必要です。
色素沈着
10代~20代の若い世代の人に多く見られる爪の黒い線は、色素沈着が原因であることが多いです。
肌にもほくろがあるのと同じように、爪にも色素沈着により、黒い線や点が出ることはたびたびあります。
それはメラニン色素の固まりなので、特に心配する必要はなく、爪が伸びてくるのと同時に移動し、やがてなくなります。
身体への害もありませんので、安心してください。
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対処法
色素沈着は自然と治るので気にすることはありませんが、どうしても気になる場合、濃い色のマニキュアなどで、黒い線を隠すしかありません。
塗ってしまえば線は隠れますので気にならなくなりますが、その後の除光液の使用や重ね塗りなどで、爪が痛む場合もありますので注意してください。
外からの刺激
爪をぶつけたりなど衝撃が加わることで、爪の中が内出血を起こすことがあります。
指をドアに挟んだりして血豆になるようなことがありますが、それと同じイメージで、跡が黒い線として表れることもあります。
爪の成長と共に、爪の先の方へ移動して消えますが、痛みがひどい場合は皮膚科などを受診した方がよいでしょう。
皮膚ガン「メラノーマ」
ここからは、少し怖い病気が原因になりますが、皮膚ガンの影響で、爪に黒い線が出る場合もあります。
爪の皮膚ガンを、別名「メラノーマ」と言います。
初期症状は、色素沈着と非常に似ているため、見た目では判断が大変難しく、病院でないと分からないことが多いです。
徐々に黒い線が拡大してきたり、爪全体が変色してくる場合は要注意ですので、そんな状態を発見したら、早めに皮膚科に受診してください。
メラノーマの原因
メラノーマの原因として挙げられるのは、日光などの紫外線です。
紫外線の浴びすぎは、肌や目にも悪いと言われていますが、爪にも悪いのです。
爪は皮膚と同じですので、肌と同じく、紫外線対策をしていきましょう。
紫外線の強い時間帯に長く外出する際は、手袋などで紫外線をカットすることが望ましいです。
アジソン病
爪に黒い線が表れる病気に「アジソン病」というものがあり、初めて聞く人も多いのではないでしょうか。
このアジソン病は、副腎の働きが低下することにより起こる病気です。
アジソン病の場合、
- 爪以外の皮膚にも色素沈着が表れる
- 低血圧
- 食欲不振
- 低血糖
- 身体がだるい
- 立ちくらみ
- 貧血
などの身体の症状も表れることが多いので、身体の調子が悪く、爪にも黒い線が表れた場合は、内科の受診をおすすめします。
まとめ
爪の黒い線についてご説明してきましたが、原因は老化から病気まで幅広いものがありましたね。
爪の症状は、自分で見ただけではなかなか判断しにくいものがあります。
なので、爪の黒い線が気になった場合は、早めの皮膚科や内科の受診をおすすめします。
また、その他「爪」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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