爪が白い原因とは?(対処法も紹介)
ふと自分の爪を見た時に、白くて気になったことはありませんか?
何気なくいつも見ている爪の色が白い場合、なんらかの身体の異変の場合もあります。
そこで今回は、爪が白い原因と対処法を合わせてご説明していきます。
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目次
爪に白い線がある場合
爪に白い線状の、線状爪甲白斑(せんじょうこうはくはん)が表れることがあります。
これは肝臓疾患を持つ人によく見られる症状で、ネフローゼ症候群と言います。
ネフローゼ症候群とは、尿にたんぱく質が流出してしまい、血液中に不足してしまうので、全身のむくみが表れます。
対処法としては、入院治療が必要となります。
早めの対応が大切ですので、気になる人は早めの病院の受診をおすすめします。
爪に白い横線がある場合
爪の白い横線が入る場合もありますが、考えられる原因としては、「亜鉛が不足している」「ストレスが溜まっている」などが挙げられます。
ちなみに亜鉛不足を解消する食べ物としては、
- かき
- 煮干し
- からすみ
- 肉類
- チーズ類
などがありますので、積極的に摂ってみましょう。
またストレスにより爪の生成が不正常になることも多いので、仕事や日常生活でストレスが溜まらないよう、リフレッシュする時間を持つなどの工夫をすることも大切ですよ。
爪に白い点がある場合
白い点の場合については、下記の記事で詳しくご説明しています。
爪白癬(つめはくせん)
爪水虫とも呼ばれる爪白癬は、白癬菌というカビの一種が、爪に感染して爪が白くなります。
一般的には「爪水虫」という呼び名の方が浸透しているかもしれませんね。
爪の全部又は一部が白くなり、症状は爪の先から表れます。
爪が分厚くなるので、痛みを感じる場合もあります。
1度発症するとなかなか治りにくい爪水虫は、爪から別の箇所に菌をばら撒いてしまう可能性が高くなりますので、早めの治療をおすすめします。
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肝臓疾患による爪の白濁症状
肝硬変の患者さんの8割は、爪の白濁症状が見られるそうです。
肝臓は本来は再生される臓器ですが、肝硬変になってしまうと再生はできません。
なので、爪の白濁症状が気になった場合、早めに病院で診てもらうことも大切ですお。
むしろ、身体の調子がおかしくて内科に行った後、肝硬変が判明し、爪の色も白くなる場合の方が多いかもしれませんね。
貧血状態からくる爪の白さ
通常爪の色は、薄いピンク色をしている人が多いでしょう。
爪の下を流れている血液の色が反映しているため、肌の色より少し濃いめの、薄ピンクに見えます。
しかし、貧血状態が原因で、爪が白っぽくなるケースがあります。
貧血は女性に多い症状ですが、ひどい場合は病院で診察を受ける人もいます。
鉄剤やサプリメントを積極的に摂り、内面から貧血を改善することから始めましょう。
※貧血に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事で詳しくご説明しています。
除光液の過度な使用
女性は普段から、ネイルをカラフルにしている人も多いでしょう。
ネイルを落とす時に必需品となるのが、除光液(ネイルリムーバー)ですよね。
除光液を使うと、使用直後は爪が白くなることがよくあります。
除光液により、爪の表面が脱脂されてしまったことで白くなることが多いのですが、気になる場合は、油分を含んだクリームやベビーオイルなどの化粧品をつけ、ティッシュなどで磨いてみてくださいね。
白い爪が気になる場合、何科に行けばいいの?
気になる白い爪の1番の対処法としては、病院へ行くことをおすすめしますが、一体何科に行けばよいのでしょうか?
爪は皮膚の一部なので、白い爪が気になる場合、皮膚科へ行きましょう。
必要があれば、その後内科の受診の可能性もありますが、爪だけの症状であれば、まず始めは皮膚科だけで解決することが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日頃からよく観察していないと分からない白い爪の症状ですが、爪水虫などの場合は周りの人に移してしまう可能性もあるので、早めに対処していきましょうね。
また、その他「爪」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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