チャタテムシの駆除方法と対策7選(アルコールやバルサンなど)
湿気虫とも言われる、チャタテムシ(茶立虫)に悩まされている人は多いですよね。
そんなチャタテムシの駆除方法として、アルコールやバルサンなどの効き目が気になりますと思います。
そこで今回は、チャタテムシの駆除方法と対策7選について解説していきます。
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目次
チャタテムシの駆除方法
アルコールを使う
チャタテムシを見つけた時に、なるべく速やかに駆除したいと思ったら、アルコール除菌のスプレーやシートを使うのが速くて手軽です。
チャタテムシは繁殖スピードが速く、大量発生するのですが、それは生命力が弱いことの裏返しです。
ですので、アルコールをシュッと吹きかけただけで死んでしまいます。
しかし、畳の隙間や引き出しの奥などにはアルコール噴霧が届かないため、潜んでいるものまでは効果がないかもしれません。
バルサンなどのくん煙剤を使う
なので、畳の隙間や引き出しの奥やタンスの裏側など、手の届かない場所にいるチャタテムシの駆除には、バルサンなどのくん煙剤が効果的です。
くん煙剤を使用すれば、その部屋の中のほとんどのチャタテムシを駆除することができます。
また、くん煙剤を使用する場合、チャタテムシの駆除効果を高めるために、数週間後にもう一度使うことをオススメします。
その理由は、1回目の際に駆除できなかった卵が孵化して、再発生している可能性もあるためです。
掃除機で吸うのはNG
チャタテムシがワサワサと大量発生しているのを見つけてしまうと、掃除機で一気に吸い取ってしまいたくなりますよね。
しかしチャタテムシは、体長が1㎜ほどです。
なので掃除機で吸い取っても、排気口から外に出てきてしまいます。
そうするとチャタテムシを駆除するどころか、空気中に大量に拡散させてしまうことになりかねません。
なので、どうしても身近にある掃除道具で駆除したい場合には、掃除機ではなくコロコロなど粘着性のあるもので取り除きましょう。
チャタテムシの対策
カビを取り除く
チャタテムシのエサはカビです。
ですので、カビがある所に生息しています。
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殺虫剤やアルコールなどで駆除したにも関わらず、何度も大量発生を繰り返す場合は、家のどこかにカビがあるのかもしれません。
なので、カビはできる限り取り除くのが一番です。
長年使用している木材加工品や家の柱などがカビている場合には、何度駆除してもイタチごっこになる可能性もあります。
自力ではカビが取り除けない時は、業者さんなどプロの手を借りるのもひとつの方法ですよ。
乾燥第一
チャタテムシは湿気が大好きです。
ということは、乾燥状態では生息しにくいということです。
ですので、とにかく乾燥を心がけましょう。
具体的には、押入れやタンスや引き出しなどは定期的に風通しをすること、乾また燥剤を入れておくことは必須です。
そして、水周りの収納には水気が入らないようにすること、段ボールや古紙などは長期間保管せずに処分することも大切です。
冬場は発生しにくいですが、部屋の中の結露対策は忘れないようにしましょう。
部屋を清潔にする
チャタテムシはありとあらゆる場所に潜んでいて、小さなほこりや食物のカスなどもエサにしています。
そのため、完全に撲滅するのは難しいかもしれませんが、エサを断つことで大量発生を予防したり死滅させることができます。
なので、部屋の隅や絨毯は頻繁に掃除をして、ほこりや食べカスを取り除きましょう。
洋服や本などは、散乱させた状態にせずにきちんと収納しましょう。
清潔な部屋はチャタテムシには住みにくい環境となりますからね。
発生場所を知り、再発生を予防する
チャタテムシの再発生を予防するためには、彼らが発生する場所を知っておきましょう。
チャタテムシは、押入れや引き出しの奥や洗面下の収納や畳の中、段ボールなどから発生します。
その他にも、子供の学習机の中には外から持ち込んだものや、時間の経った食べ物などが長期間放置されていることもあり、チャタテムシの温床になっていることもあります。
このように、発生場所を理解して対策を取っておけば、再発生を予防できますよ。
まとめ
以上、チャタテムシの駆除方法と対策7選について解説しました。
アルコールやバルサンはチャタテムシ駆除に対して効き目がありますが、根本的な対策としてはやはり環境対策が重要です。
発生場所を特定して、その部分の湿気やカビを取り除き、掃除をこまめにして、チャタテムシが大量発生しないようにしましょうね。
また、チャタテムシの害については、下記記事を参考にしてみてください。
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