ウジ虫はどこからわくの?可能性が高い場所3つ
ウジ虫を見たことのある人は分かると思いますが、ウジ虫はどこからともなく、うじゃうじゃとわいてきますね。
一体どこからどのようにしてわいてくるのでしょうか?
そこで今回は、ウジ虫のわく可能性の高い場所3つについて解説していきます。
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目次
ウジ虫とは?
私も、野外でのイベントなどで仮設トイレの中を覗き込んだ時、ウジ虫を目撃してしまい、それがトラウマになってしまったことで、仮設トイレにしばらく入れなかった経験があります・・・。
ウジ虫がうじゃうじゃと集まっている姿を見るだけでも、鳥肌が立ってしまう人は多いのではないでしょうか?
仮説トイレなど、腐った肉や汚物などに発生することが多いと言われてるウジ虫は、ハエの幼虫のことを言います。
ハエも汚物に止まっていることが多いので、納得できますよね。
ウジ虫は自然発生しない
昔から日本では「ウジがわく」という言葉を使うことが多いですよね。
実際にウジ虫は、発生するまでの時間が短く、自然発生する印象が強い生き物ですが、ウジ虫が自然発生することはありません。
ウジ虫はどうやってわくの?
戦時中の様子を描いた有名な「はだしのゲン」にも、怪我をした人の傷口からあっという間にウジ虫がわくシーンがありました。
自然にわいているように感じるほど、大量のウジ虫が傷口にびっしりと埋め尽くされている様子を見ると、誰だってウジ虫が自然にわいてきたように勘違いしてしまいます。
しかし実際は、ハエの成虫が卵を産みつけないと、ウジ虫が発生することはありません。
ウジ虫がわくところには、必ず卵があるのです。
ウジ虫の卵はどこに多いの?
ウジ虫の卵は、汚物に多く産みつけられます。
それでは次に、ウジ虫はわく可能性が多い場所を挙げていきます。
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動物の死骸
動物の死骸(戦時中などは人間の死骸にも)には、特に夏場は「ウジ虫がわく」という言葉がぴったりなほど、大量にウジ虫がわきます。
動物の糞
ハエが動物の糞にたかっていることをよく目にするということは、ハエが卵をたくさん産んでいる証拠です。
動物の糞も、放っておくと大量のウジ虫がわく場所となります。
腐った肉・生ゴミ
腐った肉や生ゴミは、ハエの大好物です。
特に夏場の生ゴミは、ウジ虫がわくには最高の条件となります。
生ゴミは捨て忘れのないように処分しましょうね。
ウジ虫がわく場所はまだまだ他にもありますが、特に多いのはこの3つです。
ハエが卵を産む一瞬を常に監視しておくことは難しいので、人間の目の届かないところで、産卵がたくさん行われているのですね・・・。
ウジ虫の成長スピード
卵が産みつけられてからの、ウジ虫の成長スピードはどのくらいなのでしょうか?
ハエが卵を産んでから、ふ化するまでは半日~3日、幼虫期間は脱皮を2回繰り返して5~10日、さなぎになって4~10日過ぎた後、成虫のハエとなります。
気候が暖かいほど各期間は短くなりますので、夏にハエが多いのは、成長スピードが早いからというわけなのです。
大量のウジ虫がわく原因は、幼生生殖
実はウジ虫には、「幼生生殖」という特殊な生殖機能が備わっています。
ウジ虫の体の中にある生殖細胞は、本来ハエになってから次の世代となるのですが、ウジ虫のうちに体内で新しいウジ虫が作られることがあります。
ウジ虫の体の中で、短期間のうちに新しいウジ虫が作られる・・・。
動物の死骸などに短期間に大量のウジかわく原因は、幼生生殖の能力を持っているからなのですね。
この記事を書いているだけで、鳥肌が立ってしまいました・・・。
まとめ
ウジ虫がわくという言葉は、驚異的なスピードでウジ虫が増えることが原因で使われているように、ハエに卵を産みつけられてしまえば、知らないうちにどんどん増えていきます。
特に夏場の汚物周辺は、ウジ虫がわいている可能性が高いです。
苦手な人は注意してくださいね。
また、ウジ虫を発見してしまった場合には、下記の記事も参考に駆除していきましょう。
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