やけど虫の対策6選

やけど虫の対策6選

触れるとやけどのような症状が出る「ペデリン」という毒を持つやけど虫は、むやみに触れると大変危険です。

そこで今回は、やけど虫の対策6選について解説していきます。

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やけど虫の対策

素手で触らない

やけど虫の対策として一番気をつけていただきたいことは、「絶対に素手で触らない」ということです。

やけど虫の体液の中にある「ペデリン」という成分は、線状皮膚炎というやけどに近い症状を引き起こします。

そして水ぶくれになって大きく腫れたり、痛みを伴いますので、「やけど虫を見かけても絶対に触らない」ということだけは覚えておいてください。

 

やけど虫の死骸にも触れない

生きているやけど虫に触れないことは当然として、やけど虫の死骸にも絶対に触れないようにしてください。

有毒成分はやけど虫の死骸にも存在しますので、素手では触れずに注意して処分しましょう。

 

照明を調整して室内への侵入を防ぐ

やけど虫が室内に入ってしまうと、いつ触ってしまうか分かりません。

そしてやけど虫は光に誘因される虫なので、夜は自然と明るい室内に寄ってきてしまいます。

そこで室内にやけど虫を侵入させないために、自宅の照明は紫外線の少ない照明を使うようにしてください。

 

また紫外線を遮断するフィルムを窓に貼ると、やけど虫の侵入を抑えることができます。

やけど虫以外の光に集まる害虫にも効果的ですよ。

 

殺虫スプレーで駆除

強い毒を持つやけど虫ですが、虫なので、市販の殺虫スプレーで駆除できます。

直接スプレーするタイプで十分効果的ですが、スプレー力の強い殺虫剤は、やけど虫ほどの小さい虫ですと至近距離では飛んでいってしまうことがあるので、注意してください。

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忌避殺虫剤で侵入を防ぐ

窓や網戸からの侵入を防ぐために、忌避殺虫剤を使うという方法もあります。

具体的には『虫こないアース』シリーズなら、玄関灯や外壁、網戸や窓など、やけど虫が侵入しやすい箇所にスプレーしておくだけで侵入を防ぐことができます。

やけど虫だけでなく、蛾やカメムシなど他の害虫にも効果的ですので、一石二鳥ですね。

 

自然の多いところでは、肌の露出を少なくする

やけど虫が多く出没する山や森などの自然の多いところに出かける時は、肌の露出を減らす服装を心がけてください。

やけど虫だけでなく、蚊や他の害虫に刺されることも防ぐことができます。

そして万が一、やけど虫が服や皮膚に止まってしまったら、手で払うことはせずに、フッと息で吹き飛ばすように追い払ってください。

 

万が一やけど虫に触ってしまった時は病院へ

どんなに注意をしていても、やけど虫に触ってしまったり、また小さな子どもが興味本位で触れてしまうことがあるでしょう。

その場合は焦らずに、他の箇所にやけど虫が触れないよう、息で吹き飛ばしたりタオルで払ってください。

そして応急処置としては流水でしっかりと患部を流し、ステロイド系の軟膏を塗って冷やしておくと悪化しにくくなります。

 

その後は病院へ行き、適切な処置を受けるようにしましょう。

万が一、やけど虫が目に入ってしまった場合は、洗った後すぐに病院を受診してください。

 

まとめ

以上、やけど虫の対策6選について解説しました。

小さな体ですが強烈な毒を持つやけど虫。

見た目がカラフルなので、特に子どもは何気なく触ってしまう危険性があります。

被害を少なくするためにも、正しいやけど虫対策を頭に入れておくようにしてください。

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