溶連菌感染症の潜伏期間は何日間?感染しやすい期間や症状が続く期間についても解説

溶連菌感染症の潜伏期間について解説!

「溶連菌感染症」という言葉は聞いたことがあっても、潜伏期間などについては、詳しく知らない人がかなり多いです。

そこで今回は、溶連菌感染症の潜伏期間は何日間なのか、また感染しやすい期間や症状が続く期間についても解説していきます。

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溶連菌の潜伏期間

溶連菌の潜伏期間は、2日~5日間と言われています。

ただし、感染者の体調にも左右されますので、疲れていたり風邪気味だったりなどで、免疫が著しく低下しまうと、1日で発症するというケースもあります。

 

溶連菌が感染しやすい期間

溶連菌は、抗生剤を飲み始めて24時間後には感染力がなくなると言われています。

ということは、溶連菌の感染力が高いのは、発症した後に抗生剤を飲み始めてから24時間以内となります。

ですから、しっかりと抗生剤を飲んでいれば、1日経つと感染の可能性がなくなるわけです。

ただし、発熱などが続いているのであれば、決して無理をさせないてくださいね。

 

溶連菌感染症の症状が続く期間

溶連菌感染症の症状としては、

  • 38~39度の熱
  • 喉の腫れ・痛み
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 腹痛
  • 嘔吐

などがあります。

 

そしてこれらの症状は、抗生剤を飲み始めてから2~3日程度で治まることが多いです。

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万が一、抗生剤を飲み始めてから2~3日程度で症状が治まらないようであれば、その他の病気であるなどの可能性がありますので、病院を受診するようにしてください。

 

潜伏期間中に感染することはあるの?

そして気になるのは、「潜伏期間中に溶連菌に感染することはあるのか」という点ですよね。

結論から言いますと、潜伏期間中での溶連菌の感染はまだ明らかになってはいませんが、他者にうつる可能性は否定できません。

なので、溶連菌感染者が近くにひとりでもいる場合は、しっかりと予防するようにしてください。

 

家族間での感染率

溶連菌は、

  • 溶連菌に感染した人の咳やくしゃみなどで飛んだ唾液による飛沫感染
  • 溶連菌がドアのノブやおもちゃなどに付着し、それをさわることで感染する接触感染

この2つの感染経路がありますが、家族の中に感染者がいる場合は、特に感染率が高くなります

 

具体的には、

  • 兄弟間で25%~50%
  • 親から20%

このような感染率と言われています。

なので、家族のひとりが溶連菌感染症になったら、念のために「家族全員が溶連菌の潜伏期間中」と考え、2次感染が防いでいきましょう。

 

まとめ

以上、「溶連菌感染症の潜伏期間は何日間?感染しやすい期間や症状が続く期間についても解説」でした。

溶連菌の潜伏期間、そして溶連菌が感染しやすい期間や溶連菌感染症の症状が続く期間を理解しておけば、慌てず対処できますね。

家族間の感染にも注意していきましょう。

そして、その他「溶連菌感染症」の様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめています。

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