溶連菌感染症に大人が感染した場合の症状と治療法 再発の危険性や仕事の復帰のタイミングは?
子供が感染することで有名な溶連菌感染症ですが、大人も感染する可能性はあります。
では、大人が溶連菌感染症に感染してしまったら、どのような症状が出るのでしょうか?
また、どのように治療していけばよいのでしょうか?
そこで今回は、溶連菌感染症に大人が感染した場合の症状と治療法、そして再発の危険性や仕事の復帰のタイミングについて解説していきます。
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溶連菌感染症の大人の症状
大人が溶連菌に感染すると、
- 喉の痛み
- 発熱
- 舌に赤い発疹(イチゴ舌)
- 手足に発疹
このような症状が現れます。
一番代表的な症状としては、喉の痛みが挙げられ、風邪と症状が似ていることから間違われることが多いです。
そして溶連菌感染症は、2日~5日の潜伏期間を経て症状が現れます。
大人の溶連菌感染症の治療法と、大人が再発を繰り返すことが多い理由
溶連菌感染症は、
- 溶連菌に感染した人の咳やくしゃみなどで飛んだ唾液による飛沫感染
- 溶連菌がドアのノブやおもちゃなどに付着し、それをさわることで感染する接触感染
この2つの感染経路があり、免疫力が弱い子供がかかりやすいです。
しかし大人でも、
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- 自分の子供が溶連菌に感染している
- 人の多い場所に出かけた
- 風邪などで免疫力が低下している
このような場合に、溶連菌感染症にかかることがあります。
そして溶連菌感染症の治療としては、病院で処方された抗生剤を10日間服用する必要があります。
しかし実際は、抗生剤を2,3日服用すれば、症状はほぼ治まってくるでしょう。
そこで大人の場合、「もう大丈夫だろう」と服用を止めてしまう人が少なくないのです。
しかし、溶連菌を完全に退治するには1週間~10日かかるために、途中で抗生剤の服用を止めてしまうと、また再発してしまうのです。
仕事復帰のタイミング
溶連菌感染症の場合、仕事復帰はどれくらいのタイミングが望ましいのでしょうか?
ちなみに子供の場合は、病院での診察を受けて、「登園・登校許可証」がもらえれば、幼稚園・保育園や学校へ行くことができるようになります。
なので大人の場合も、まずは抗生剤を服用しながら自宅で安静にして、2,3日で症状が治まってきたら、病院を受診しましょう。
そして医師から仕事復帰の許可が出たら、出社するようにしてください。
ただし先ほどお話しした通り、溶連菌感染症の再発を防ぐために、抗生剤は10日間飲み切るようにしてください。
決して無理はしないようにしましょう。
まとめ
以上、溶連菌感染症に大人が感染した場合の症状と治療法 再発の危険性や仕事の復帰のタイミングは?でした。
溶連菌感染症は風邪の症状と似ているために、大したことがないと思ってしまいがちです。
しかし病院で処方された抗生剤を服用しないと、何度も再発する危険性があります。
なので、できるだけ早く病院を受診し、しっかり治療していきましょう。
また、その他「溶連菌感染症」の様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめています。
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