指が腫れた場合の対処法7選
指は日常生活の中でも、特によく使われている身体の部位ですよね。
そのため。様々なことが原因で腫れることがあります。
そこで今回は、指の腫れについて考えられる症状別の対処法7選をご紹介します。
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目次
指が腫れた場合の対処法(症状別)
指の付け根が腫れる
日常生活や仕事で指を酷使すると、指を曲げたり伸ばしたりする時に引っかかるような感じがして、指の付け根が腫れることがあります。
これは腱鞘炎によるものと考えられます。
腱は関節の筋肉を支えているもので、指を使いすぎると炎症を起こすのですね。
対処法としては、湿布などで炎症を抑えるのも効果的ですが、一番はしばらく指を使わないでいることです。
指を安静にすると良くなりますが、治らない場合はリハビリや手術も考えることになります。
関節が腫れる
指の第一関節の所だけが丸く腫れ、痛みを感じる病気としては、へバーデン結節が考えられます。
指の変形を伴うこともあるのが特徴です。
高齢の女性に多く見られる病気で原因不明の場合が多いですが、遺伝や加齢や指の酷使などが原因とも言われています。
対処法としては、指の酷使を控えることが第一選択になります。
指の変形が酷い、動かせない、痛みがひどいなどの症状がある時は、整形外科を受診してみてください。
指全体が大きく腫れる
関節や指が全体的に大きく腫れる病気としては、関節リウマチが考えられます。
関節リウマチとは膠原病の一種で、指に炎症が起こっているために腫れが生じます。
自分でできる対処法としては、
- 十分な睡眠を取る
- ストレスを溜めない
- 関節に負荷をかけすぎない(重いものを持たないなど)
- 禁煙する
などです。
関節リウマチは進行すると関節が崩壊することもありますので、自己判断せずに医療機関を受診するのも重要な対処法ですよ。
発疹と強い痛みを伴い腫れる
片手の指だけに、赤い湿疹と強い痛み、さらに腫れが伴う場合には、帯状疱疹が考えられます。
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帯状疱疹とは、水痘(水ぼうそう)のウイルスの感染で起こります。
水痘ウイルスは身体の神経節に潜んでいて、免疫力が低下した時やストレス過多の時などに帯状疱疹として現れます。
治療法としては、抗ウイルス薬や痛み止めの内服ですが、自分でできる対処法としては、
- ストレスを溜めない
- 休養する
- 水疱を潰さない
などが挙げられます。
帯状疱疹については、下記に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
関節が強い痛みを伴い腫れる
指の関節が腫れて痛みを伴う場合には、痛風かもしれません。
痛風とは、身体の中に溜まった尿酸が関節で結晶化するために、関節が腫れたり痛んだりします。
対処法としては、食生活を改善し、プリン体(ビール、肉類、魚卵類、砂糖類)の過剰摂取を控えましょう。
痛みや腫れに対しては冷やすと良いですが、痛みや腫れがひいたとしても良くなったわけではないため、必ず専門の医療機関へ受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
指先が膿んで腫れる
指の爪の先などが化膿して腫れている場合、それはひょう疽(ひょうそ)、化膿性爪囲炎が考えられます。
これは、水仕事によるあかぎれやささくれなどの小さな傷口からばい菌が入り、化膿することによって起こり、腫れと痛みを伴います。
対処法としては、
- スキンケアをする
- 傷口がある時は清潔に保つ
- 水仕事は手袋を使う
などです。
軽度の場合は、抗生剤の内服ですぐに良くなるため、早めに皮膚科に受診するのが良いでしょう。
じんじんとする痒みを伴い腫れる
指先や指全体がじんじんと痒くて赤く腫れている場合、しもやけによるものと考えられます。
しもやけは、気温が5度以下の冬場になると起こりますが、日中と夜間の気温差が10度以上の時にも起こります。
そしてしもやけは、血流不良により指先などの末端の血管が炎症を起こしている状態で、腫れや痒みを生じます。
対処法としては、
- 指先などを冷やさない
- 血流を良くするためにビタミンEを取る
- 赤く腫れている場合はゆっくりと温める
などです。
まとめ
以上、指が腫れた場合の対処法7選をご紹介しました。
指の酷使などによるものから、身体の病気によるものなど原因は様々です。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
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