指を内出血した場合の対処法7選

指を内出血した場合の対処法7選

ドアや引き出しなどに、指を挟んでしまった経験のある人は多いですよね。

そんな時、指が腫れたり血豆ができたり、内出血することがあります。

そこで今回は、指を内出血した場合の対処法7選をご紹介します。

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指を内出血した場合の対処法

出血している時はまず止血する

指を挟んだりした場合、出血していることもありますよね。

出血している場合にはまず、出血を止める処置(止血)を行いましょう。

 

止血する時は、清潔なガーゼやハンカチやタオルを使って、出血しているところを優しく圧迫します。

5分くらいで出血は止まることが多いです。

 

ただし止血にティッシュを使うと、傷口に貼り付いて取れなくなったり、無理に剥がして痛みが出たり、再び出血してしまったりするので、するので使わないようにしましょう。

 

傷口に付着物がある場合は流水で洗う

傷口にゴミや汚れなどが付着している場合には、傷口からの感染を防ぐために、傷口を清潔にしましょう。

その際には、傷口を流水で洗い流します

 

一昔前までは、「傷口を消毒すべき」という考えがありましたが現在は推奨されていません。

消毒液の消毒効果は瞬間的で、傷を回復させる常在菌なども殺してしまうので。傷の治りが悪くなってしまいます。

 

なので水道を出しっぱなしにして、傷口のゴミや汚れをしっかりと洗い流してから、他の処置をしましょう。

 

内出血部位を冷やす

内出血をした場合は、その部分を冷やしましょう

冷やすことによって、内出血の範囲の拡大を防いだり、痛みや腫れを軽減したりします。

 

冷やし方は氷水をビニール袋に入れ、患部に15~20分ほど当てて感覚がなくなるまで冷やします。

痛みや腫れが引くまで、繰り返し冷やしましょう。

 

凍傷にならないように、1回に冷やす時間は20分を限度にすること、また冷やしている途中で、違和感や痛みが増強する場合はやめるようにしましょう。

※もし指が腫れてしまったようであれば、下記の記事も参考にしてみてください。

→ 指が腫れた場合の対処法7選

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内出血部位を圧迫固定する

指が内出血した場合、患部が小さくよく動かす場所のため、冷やすのと同時に、圧迫固定するのが良いでしょう。

方法としてはまず、指の内出血部位の大きさに合わせた氷袋を作ります。

 

次に、内出血部位に氷袋を当てた状態で、弾性包帯やハンカチなどで巻いて固定します。

こうすることで、内出血部位の動きを制限して、圧迫しながら固定することができます。

 

内出血部位を圧迫固定することで、腫れや痛みを最小限にとどめることができますよ。

 

内出血部位を高くする

内出血とは、その部分の血管が損傷して、身体の内部で出血している状態です。

指を内出血している場合、手を下に下ろしたままだと、血液が重力に従って溜まってきてしまい、内出血による腫れが増強します。

 

ですので、内出血による腫れを軽減するためには、内出血部位を心臓より高く上げて、血液を心臓に送り返すようにしましょう

寝ている間も指をタオルを丸めたものの上に置くなどして、高く上げていると腫れが引いてきますよ。

 

血豆ができた場合

指の内出血で、血豆ができることもありますよね。

血豆とは皮膚組織の中で出血し、皮膚表面は切れておらず、皮下で血腫(血の塊)ができている状態です。

 

そんな血豆の対処法は、応急措置としては無理につぶさず、冷やして圧迫して安静にします

痛みや腫れが引いて、自然と血腫が組織に吸収されて、血豆が消えるのを待ちましょう。

 

ただし、豆粒大以上の血豆ができた場合、かなりの腫れと痛みを伴うため、その場合には医療機関を受診しましょう。

 

爪の内出血の場合

指先をドアなどに挟んだ時には爪の中で内出血することがあります。

その場合、爪の中が紫色に変色して、時間が経つと真っ黒になってしまいます。

 

見た目にはとても痛々しいですが、基本的には爪の内出血に関しては、何の処置をしなくても大丈夫です。

爪が伸びるにつれて、黒く変色した部分も新しい爪に生まれ変わりますので。

 

ただしいつまでも痛みがある場合には、爪の下に血腫ができているかもしれないため、医療機関で血を抜く処置を受けるのが良いですね。

 

まとめ

以上、指を内出血した場合の対処法7選についてご紹介しました。

傷や出血がある場合には、その部分を清潔にしてから、内出血部位を冷却、圧迫、固定し、指を心臓より高くして安静にしましょう。

腫れや痛みがひどくなる場合には、骨折している可能性もありますので、速やかに整形外科などの専門の医療機関へ受診しましょうね。

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