指にトゲが刺さった場合の対処法6選
「指にトゲが刺さってしまっていて、慌てて抜こうとしたら、トゲの出ている部分が短すぎてなかなか抜けなかった・・・」
誰でもこんな経験をしたことがありますよね。
そこで今回は、指にトゲが刺さった場合の対処法6選について解説していきます。
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目次
刺さったトゲは放置しない
人間には「自然治癒力」といって、自然にケガや傷を治したり、異物を排出する力があります。
しかし、指に刺さってしまったトゲを放置してしまうと、さらに深く刺さってしまったり、炎症を起こし化膿してしまい、さらに症状が悪化してしまう可能性も出てきます。
なので指に刺さったトゲは放置せず、早めに対処していきましょう。
指にトゲが刺さった場合の対処法
爪ではなく、ピンセットやとげ抜きを使う
指にトゲが刺さってしまうと、慌てて爪で抜こうとしてしまいがちです。
しかし慌てて爪で抜こうとすると、トゲが途中でちぎれて、トゲが指の中に残った状態で取れなくなってしまったり、手やトゲについた細菌により炎症を起こし、腫れてしまうようなことになりかねません。
なので、指にトゲが刺さっていることに気づいても慌てず、ピンセットやとげ抜きを使い対処するようにしましょう。
5円玉や50円玉を使う
指にトゲが刺さった場合、5円玉や50円玉などの穴が開いた硬貨を用意しましょう。
そして、硬化の穴の部分をトゲが刺さっている部分に当て、皮膚を盛り上がらせて、トゲを抜きやすくします。
抜きやすくなったトゲは、刺さった時と同じ方向に、とげ抜きなどのピンセットを使い抜くようにしましょう。
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はちみつを塗る
また抜きにくい指のトゲには、はちみつも効果的です。
具体的には、トゲが刺さった指の部分にはちみつを塗り、10分ほど放置すると、刺さったトゲを浮かび上がらせて、抜きやすくする効果が期待できます。
ちなみにはちみつには、
- 抗菌作用
- 皮膚の組織の再生を促す効果
- 傷ついた組織を修復しようとする効果
などがあり、細菌の増殖を予防したり、患部の治りを早める効果があります。
ちなみに1歳未満のお子様は、はちみつに含まれているボツリヌス菌に対する抵抗力がないので、うっかりなめてしまうようなことのないように注意してください。
梅干しを塗る
指にトゲが刺さってなかなか抜けない場合、刺さったところに梅干しを塗ってみるという方法もあります。
梅干しには多くの塩分が含まれているため、トゲが刺さった部分に塗ると、皮膚の水分を排出させる効果があります。
その水分と一緒にトゲを浮き上がらせるので、トゲを抜きやすくすることができますよ。
具体的な方法は、梅干しをトゲが刺さった部分に塗り、傷テープを貼って約5時間ほど放置し、抜きやすくなったらとげ抜きなどで抜いてみてください。
ニラやネギの汁を塗る
他の対処法に比べると少し手間がかかりますが、ニラやネギの汁を使ってみるのも効果的です。
ニラやネギは匂いが気になりますが、薬草としての効果が高く、古くからよく使用されています。
そしてニラやネギの汁には、トゲを浮かび上がらせる効果が期待できます。
具体的な方法としては、ニラやネギをよく洗って揉み、汁を出し、その汁をトゲが刺さっている指の部分に塗り、しばらく放置してください。
皮膚科か外科を受診
そして指に刺さったトゲをどうしても自分で抜けない場合は、早めに皮膚科か外科を受診し、取り除いてもらうようにしましょう。
場合によっては、切開して取り出さなければならないこともあります。
まとめ
指に刺さったトゲに関しては色々な対処法がありますが、自分で対処する場合は、くれぐれも無理はしないようにしてください。
できれば病院で対処してもらうのが確実ですよ。
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